段差解消リフォームの補助金2026|申請条件と費用の計算方法

段差解消リフォーム費用と補助金の内訳
介護保険給付(1割負担の場合)最大18万円
自己負担額(1割)約2万円〜
自治体独自補助(概算)1〜3万円

玄関の段差で転んだ……そんな経験はありませんか?

たった数センチの段差が、大きな事故になります。
ご家族が転倒する姿を想像するだけで胸が痛みますよね。

でも、安心してください。
段差解消リフォームには介護保険の補助金が使えます。
最大18万円の給付を受けられる可能性があります。

この記事では、対象工事・費用・申請手順をわかりやすくまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。

段差解消リフォームで使える補助金

介護保険の住宅改修で対象になる工事

介護保険では「段差の解消」が給付対象です。
具体的には、以下の5つの工事が認められています。

  • 部屋間の敷居の除去(数ミリの段差でも対象)
  • 玄関へのスロープ設置(固定式に限る)
  • 廊下・居室の床かさ上げ
  • 玄関上がり框(かまち)の高さ低減
  • 浴室出入口の段差解消(すのこ設置含む)

要介護・要支援の認定を受けた方が対象です。
認定前の方は、まずお住まいの市区町村へご相談ください。

給付額の計算方法

介護保険の住宅改修費は上限20万円です。
自己負担割合(1〜3割)に応じて給付額が変わります。

工事費 給付上限 1割負担の場合 2割負担の場合 3割負担の場合
10万円 10万円 自己負担 1万円 自己負担 2万円 自己負担 3万円
20万円 20万円 自己負担 2万円 自己負担 4万円 自己負担 6万円
30万円 20万円 自己負担 12万円 自己負担 14万円 自己負担 16万円
40万円 20万円 自己負担 22万円 自己負担 24万円 自己負担 26万円

工事費が20万円を超えた分は全額自己負担です。
複数回に分けて申請することもできます。
ただし、合計20万円が上限になります。

段差解消工事の費用相場

工事種別・場所別の費用目安

「いくらかかるの?」が一番気になりますよね。
工事内容ごとの費用目安をまとめました。

工事種別 場所 費用目安 補助後の自己負担目安(1割)
敷居除去 室内各所 2万〜5万円 2,000〜5,000円
スロープ設置 玄関(屋内) 5万〜10万円 5,000〜1万円
スロープ設置 玄関(屋外) 10万〜20万円 1万〜2万円
浴室段差解消 浴室出入口 5万〜15万円 5,000〜1.5万円
床かさ上げ 廊下・居室 8万〜20万円 8,000〜2万円

上記はあくまで目安です。
建物の状態や地域によって変わります。
正確な金額は必ず事前の見積もりで確認しましょう。

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申請の条件と注意点

必ず工事前に申請する

工事後の申請は一切認められません。
これが最も多い失敗パターンです。
以下の4点を必ず守ってください。

  • 工事着工前にケアマネジャーへ相談する
  • 市区町村へ「事前申請書類」を提出する
  • 自治体からの承認が出てから工事を始める
  • 承認前に着工すると全額自己負担になる

「業者にお任せすれば大丈夫」と思いがちです。
しかし、手続きの責任は申請者本人にあります。
ケアマネジャーと一緒に進めると安心です。

書類の準備チェックリスト

申請に必要な書類は意外と多いです。
事前にそろえておくとスムーズに進みます。

  • 介護保険 住宅改修費支給申請書
  • 住宅改修が必要な理由書(ケアマネが作成)
  • 工事費の見積書(業者が作成)
  • 改修前の写真(日付入り)
  • 改修箇所の図面・間取り図
  • 住宅の所有者の承諾書(賃貸の場合)
  • 被保険者証の写し

「理由書」はケアマネジャーが書いてくれます。
写真はスマホ撮影でもOKです。
日付が写り込む設定にしておきましょう。

申請ステップ

全体の流れを6ステップで紹介します。
順番を間違えると補助が受けられません。
しっかり確認しておきましょう。

  1. ケアマネジャーに相談する
    段差解消が必要な理由を伝えます。
  2. リフォーム業者から見積もりを取る
    複数社から取ると比較できて安心です。
  3. 事前申請書類を市区町村へ提出する
    理由書・見積書・写真などを提出します。
  4. 自治体の承認を待つ
    通常1〜2週間程度かかります。
  5. 承認後に工事を開始する
    承認前の着工は絶対に避けてください。
  6. 工事完了後に完了届を提出する
    改修後の写真・領収書を添えて申請します。

支給方法は「償還払い」が基本です。
いったん全額を支払い、後日給付されます。
自治体によっては「受領委任払い」も可能です。
窓口で事前に確認しておくと安心です。

よくある質問

Q1. 段差解消以外の工事も同時にできますか?

はい、可能です。
手すり設置・床材変更なども同時に申請できます。
ただし合計20万円が上限です。
優先順位を決めて計画しましょう。

Q2. 対象外になる工事はありますか?

あります。以下は対象外です。

  • 取り外し可能な置き型スロープ(福祉用具貸与の扱い)
  • 庭や駐車場など居住スペース外の工事
  • 老朽化の修繕を目的とした工事

「バリアフリー目的かどうか」が判断基準です。
迷ったらケアマネジャーに確認しましょう。

Q3. 複数箇所を分けて申請できますか?

はい、上限20万円以内なら複数回に分けられます。
たとえば今回10万円、来年10万円でもOKです。
ただし、合計が20万円に達すると終了です。

なお、要介護度が3段階以上上がった場合や
転居した場合は、再度20万円が使えます。

Q4. 自治体独自の補助金と併用できますか?

多くの自治体で介護保険と自治体補助の併用が可能です。
たとえば東京都や大阪市には独自の上乗せ制度があります。

ただし自治体の補助金は予算終了次第打ち切りです。
年度初めに申請するのがおすすめです。
お住まいの市区町村窓口で確認してください。

まとめ

段差解消リフォームは介護保険の対象です。
最大18万円(1割負担の場合)の給付が受けられます。

大切なのは必ず工事前に申請することです。
ケアマネジャーに相談し、書類を準備しましょう。
自治体の独自補助金も忘れずチェックしてください。

たった数センチの段差をなくすだけで、
ご家族の暮らしは大きく変わります。
転倒の不安がない毎日を、今から始めませんか。

補助金は工事後に申請すると対象外になります。必ず工事前に手続きを。

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