介護リフォーム 補助金は国からいくら出る?2026年版|制度別の支給額・対象工事・申請先を総整理

住宅改修給付
1・2・3割負担
自治体独自補助
結論:国の介護リフォーム補助金は最大20万円+αが基本

「親がつまずくたびに心臓が止まりそう」
「お風呂で転んだらどうしよう…」
そんな不安を抱えていませんか。
段差、滑りやすい床、狭いトイレ。
住み慣れた家が、少しずつ危険な場所に変わっていく。
わかっていても、リフォーム費用を考えると動けない。
でも、ご安心ください。
国の補助金を使えば、自己負担は大幅に減らせます。
さらに都道府県・市区町村の制度と組み合わせれば、
持ち出しゼロに近づくケースもあります。
この記事では、2026年版の最新情報をもとに、
国の制度ごとの支給額・対象工事・申請先を整理しました。
5分で読めます。ぜひ最後までご覧ください。
ポイント3つ
- 介護保険の住宅改修費は上限20万円(自己負担1〜3割)
- 国の他制度と自治体補助金の「重ね取り」が可能
- 申請は必ず工事前。事後申請は原則不可
詳細解説:国の補助金の仕組みと金額
基本的な仕組み
国の介護リフォーム補助金の柱は、
介護保険制度の「住宅改修費」です。
要支援1〜要介護5の認定を受けた方が対象です。
改修費用のうち上限20万円まで保険が適用されます。
自己負担は所得に応じて1割・2割・3割。
つまり1割負担なら、実質2万円で済む計算です。
加えて、国土交通省の補助事業や税制優遇もあります。
それぞれ条件が異なるため、表で整理しました。
具体的な金額・条件
| 制度名 | 補助金額(上限) | 主な申請条件 | 申請期限 |
|---|---|---|---|
| 介護保険 住宅改修費 | 20万円(1〜3割自己負担) | 要支援・要介護認定を受けた方の住居 | 通年(随時申請可) |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 最大100万〜200万円 | バリアフリー改修を含む性能向上工事 | 年度ごとに公募。予算終了次第終了 |
| バリアフリー改修の所得税控除 | 工事費の最大10%を税額控除 | 50歳以上・要介護認定者など一定の要件 | 確定申告時に申請 |
| バリアフリー改修の固定資産税減額 | 翌年度の固定資産税を1/3減額 | 築10年以上・改修費50万円超など | 工事完了後3か月以内に市区町村へ申告 |
※金額・条件は2026年度の見込みです。
最新情報は各窓口に要確認。
他の補助金との組み合わせで最大いくら?
介護保険×都道府県×市区町村の重ね取り
国の制度だけではありません。
都道府県や市区町村にも独自の補助金があります。
これらは併用できるケースが多いのです。
たとえば東京都では独自の助成制度があり、
区市町村もそれぞれ上乗せ制度を設けています。
以下は、工事種別ごとの試算イメージです。
| 工事内容 | 工事費の目安 | 介護保険(国) | 都道府県助成 | 市区町村助成 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 手すり設置 | 5万〜15万円 | 最大18万円給付 | 0〜5万円 | 0〜5万円 | 0〜数千円 |
| 段差解消 | 5万〜20万円 | 最大18万円給付 | 0〜5万円 | 0〜10万円 | 0〜2万円 |
| 浴室改修 | 30万〜80万円 | 最大18万円給付 | 0〜10万円 | 0〜20万円 | 数万〜30万円 |
| トイレ改修 | 20万〜50万円 | 最大18万円給付 | 0〜10万円 | 0〜15万円 | 数万〜15万円 |
| スロープ設置 | 10万〜40万円 | 最大18万円給付 | 0〜5万円 | 0〜10万円 | 0〜10万円 |
※介護保険の給付額は自己負担1割の場合で試算。
※都道府県・市区町村の助成額は地域差が大きいです。
※実際の金額は審査により異なります。
お住まいの自治体に必ずご確認ください。
補助金を最大限活かせる業者を、無料で一括比較できます。
申請手順(ステップ別)
最も大切なルール:工事前に申請すること。
先に工事をすると、補助金は受け取れません。
以下の順番を必ず守ってください。
- ケアマネジャーに相談する
まず担当ケアマネに「住宅改修をしたい」と伝えます。制度利用にはケアマネの「理由書」が必要です。 - リフォーム業者を選び、見積もりを取る
介護リフォームに慣れた業者を選ぶのがコツです。補助金申請の経験がある業者なら手続きもスムーズです。 - 市区町村の窓口に事前申請する
申請書・理由書・見積書・図面などを提出します。この段階で工事を始めてはいけません。 - 自治体から承認通知を受け取る
審査には1〜3週間ほどかかることがあります。承認前の着工は補助対象外になります。 - 工事を実施する
承認を受けてから工事に着手します。工事中の写真を撮っておくと完了報告がスムーズです。 - 完了届・領収書を提出する
工事完了後、必要書類を窓口に提出します。写真やビフォーアフターの記録が求められる場合もあります。 - 補助金が支給される
書類審査後、指定口座に振り込まれます。償還払い(一旦全額負担→後から返金)が一般的です。
よくある失敗・注意点
失敗パターントップ4
- 工事後に申請してしまった
→ 対策:必ず工事前に市区町村へ事前申請。業者にも「申請承認後に着工」と伝えましょう。 - 自治体の独自補助金を知らなかった
→ 対策:市区町村の介護保険課や住宅課に電話1本で確認できます。「併用できる制度はありますか」と聞くだけです。 - 介護保険の上限20万円を1回で使い切った
→ 対策:上限20万円は生涯で1度きり(要介護度が3段階以上上がった場合等を除く)。優先度の高い工事から計画的に使いましょう。 - 補助金対象外の工事を含めてしまった
→ 対策:対象工事は手すり設置・段差解消・床材変更・扉の交換・便器の交換・スロープ設置の6種類が基本。事前にケアマネと業者に確認を。
よくある質問
Q:要介護認定を受けていなくても使えますか?
A:介護保険の住宅改修費は、要支援1以上の認定が必要です。まだ認定を受けていない場合は、まず地域包括支援センターに相談しましょう。認定がなくても使える自治体独自の補助金もあります。
Q:賃貸住宅でも補助金は使えますか?
A:大家さんの承諾があれば利用可能です。書面で許可をもらっておくと安心です。原状回復の取り決めも事前に確認しましょう。
Q:業者はどう選べばいいですか?
A:介護リフォームの実績がある業者を選びましょう。補助金申請の手続きに慣れているかどうかが重要です。複数社から見積もりを取って比較するのが基本です。
Q:申請から工事完了まで何か月かかりますか?
A:一般的には1〜2か月です。ただし自治体の審査状況や工事内容によって前後します。早めに動くことが大切です。
Q:家族が遠方に住んでいても手続きできますか?
A:はい、可能です。ケアマネジャーや地域包括支援センターに代行を相談できます。郵送やオンラインで対応する自治体も増えています。
まとめ:今すぐ動くのが正解
国の介護保険で最大20万円。
自治体の補助金と組み合わせれば、さらに負担は減ります。
税制優遇まで活用すれば、かなりの費用を抑えられます。
ただし、自治体の補助金は予算がなくなり次第終了です。
「来年でいいか」と思っている間に、
制度が終了してしまうケースは珍しくありません。
まずはケアマネへの相談と見積もり取得から。
親の安全も、あなたの安心も、
一歩踏み出すことで手に入ります。
補助金は予算がなくなり次第終了。今すぐ相談して安心の住まいを実現しましょう。
