介護リフォーム 補助金の対象工事一覧2026|玄関・廊下・階段・キッチンで使える制度と申請条件を徹底解説

住宅改修給付
補助金
一切対象外
結論:介護リフォーム補助金は「場所」ごとに対象工事が決まっている

「親がつまずいて転んだ」。
その一言で、一気に不安が押し寄せますよね。
玄関の段差、廊下の暗がり、浴室の滑り。
「なんとかしたい」と思っても、費用が頭をよぎる。
実は介護リフォームには複数の補助金があります。
しかも、組み合わせれば負担を大幅に減らせます。
ただし、補助金には「対象になる工事」と「ならない工事」があります。
知らずに工事を始めると、1円ももらえないことも。
この記事では、場所別の対象工事を一覧で整理。
申請条件・手順・失敗パターンまで網羅しました。
読み終わるころには「何から始めればいいか」が分かります。
ポイント3つ
- 介護保険で最大18万円の補助が受けられる
- 自治体の独自制度と組み合わせれば負担はさらに軽減
- 工事前の申請が必須。先に工事すると対象外になる
詳細解説:介護リフォーム補助金の仕組みと条件
基本的な仕組み
介護リフォーム補助金の中心は介護保険の「住宅改修費」です。
要介護・要支援の認定を受けた方が対象になります。
上限20万円の工事費に対し、自己負担割合に応じて最大18万円が支給されます。
自己負担は所得に応じて1割・2割・3割のいずれかです。
1割負担の方なら、20万円の工事で自己負担はわずか2万円。
この制度は原則、一人の被保険者につき生涯で1回の上限です。
ただし要介護度が3段階以上上がった場合や転居時は再度利用可能です。
具体的な金額・条件
| 補助金名 | 補助金額 | 申請条件 | 申請期限 |
|---|---|---|---|
| 介護保険・住宅改修費 | 上限20万円(1〜3割自己負担) | 要介護・要支援認定を受けた方の住居 | 通年(工事前申請必須) |
| 都道府県独自制度(例:東京都) | 数万〜数十万円(自治体により異なる) | 高齢者・障害者世帯など(要確認) | 予算終了次第終了 |
| 市区町村独自制度 | 5万〜30万円程度(要確認) | 在宅高齢者世帯・所得制限ありの場合も | 年度内・先着順が多い |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 最大100万〜200万円(バリアフリー含む場合) | 事業者登録・インスペクション実施等 | 公募期間内(要確認) |
※金額・条件は2025年12月時点の情報をもとにした見込みです。
2026年度の正式な金額・期限は各窓口で必ずご確認ください。
場所別:対象になる工事一覧
介護保険の住宅改修費で認められる工事は6種類です。
場所ごとに「何ができるか」を整理しました。
| 場所 | 対象工事の例 |
|---|---|
| 玄関 | 手すり設置・段差解消・スロープ取付・引き戸への変更 |
| 廊下 | 手すり設置・滑り止め床材への変更・段差解消 |
| 階段 | 手すり設置・滑り止め設置 |
| 浴室 | 手すり設置・段差解消・滑り止め床材・引き戸への変更 |
| トイレ | 手すり設置・和式から洋式への便器交換・扉の変更 |
| キッチン | 床材の変更(滑り止め)・段差解消 |
キッチンは対象が限られます。
システムキッチンの交換や高さ調整は原則対象外です。
床の滑り止めや段差解消に限定される点にご注意ください。
他の補助金との組み合わせで最大いくら?
介護保険×都道府県×市区町村の重ね取り
補助金は「1つだけ」と思っていませんか?
実は介護保険と自治体制度は併用できるケースが多いです。
以下は、1割負担の方が各制度を最大限活用した場合の試算です。
| 工事内容 | 想定工事費 | 介護保険の補助 | 自治体制度の補助(目安) | 自己負担の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 手すり設置(複数箇所) | 10万円 | 9万円 | 0〜5万円 | 0〜1万円 |
| 段差解消(玄関・廊下) | 15万円 | 13.5万円 | 0〜5万円 | 0〜1.5万円 |
| 浴室改修 | 40万円 | 18万円 | 5〜15万円 | 7〜17万円 |
| トイレ改修(洋式化含む) | 30万円 | 18万円 | 5〜10万円 | 2〜7万円 |
| スロープ設置 | 20万円 | 18万円 | 0〜5万円 | 0〜2万円 |
※介護保険の上限20万円は全工事の合計です。
複数の工事を行う場合は合算して上限に達します。
自治体制度の金額は地域差が大きいため、必ず窓口でご確認ください。
実際の金額は審査により異なります。
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申請手順(ステップ別)
介護保険の住宅改修は「工事前の申請」が絶対条件です。
先に工事をしてしまうと、補助金は一切受け取れません。
以下のステップを必ず順番通りに進めてください。
- 要介護・要支援認定を受ける
まだ認定がない方は、まず市区町村の窓口へ。認定がないと申請できません。 - ケアマネジャーに相談する
住宅改修が必要な理由書を作成してもらうためです。自分だけでは申請できません。 - リフォーム業者に見積もりを依頼する
複数の業者から見積もりを取ると適正価格が分かります。補助金に詳しい業者を選びましょう。 - 市区町村に事前申請する
工事内容・見積書・理由書などを提出します。審査を通過しないと工事を始められません。 - 承認を受けてから工事を開始する
承認前に着工すると対象外になります。必ず承認通知を確認してください。 - 工事完了後、領収書や写真を提出する
ビフォー・アフターの写真が必要です。工事前の写真を必ず撮っておきましょう。 - 補助金が支給される
通常は償還払い(いったん全額支払い、後から支給)です。一時的な持ち出しが必要な点に注意してください。
よくある失敗・注意点
失敗パターントップ4
- 工事後に申請した → 全額自己負担に
対策:必ず工事前に市区町村へ事前申請。急いでいても順序を守る。 - ケアマネに相談し忘れた → 理由書が用意できず申請不可
対策:最初にケアマネに連絡。理由書の作成には時間がかかることもある。 - 自治体の独自制度を知らなかった → 併用できたのに損をした
対策:市区町村の福祉窓口に「他に使える制度はないか」と必ず聞く。 - 対象外の工事を含めて申請した → 一部しか補助が出なかった
対策:見積もり段階で「どこまでが補助対象か」を業者とケアマネに確認。対象工事と対象外工事は見積書を分けてもらうと安心です。
よくある質問
Q:要支援1でも補助金は使えますか?
A:はい、使えます。要支援1・2、要介護1〜5のすべてが対象です。認定を受けていれば申請可能です。
Q:賃貸住宅でも対象になりますか?
A:大家さんの承諾があれば対象になります。書面で許可をもらい、申請時に添付してください。
Q:業者はどこでもいいのですか?
A:特別な資格は不要ですが、介護リフォームの実績がある業者が安心です。補助金申請の手続きに慣れた業者を選ぶとスムーズです。
Q:親と離れて暮らしていても申請できますか?
A:補助金の対象は「被保険者本人が住む住宅」です。親御さんが住む家であれば、離れて暮らすお子さんが手続きを代行することも可能です。
Q:一度に20万円を使い切らなくてもいいですか?
A:はい、分割して使えます。合計で20万円に達するまで、複数回に分けて申請可能です。まずは優先度の高い箇所から始めましょう。
まとめ:今すぐ動くのが正解
介護リフォームの補助金は、知っているかどうかで負担が大きく変わります。
介護保険の住宅改修費だけでも最大18万円。
自治体の制度と組み合わせれば、さらに負担を減らせます。
ただし、自治体の補助金は予算がなくなり次第終了です。
年度末に駆け込んでも間に合わないケースが毎年起きています。
「いつかやろう」では遅いかもしれません。
まずは見積もりを取って、使える制度を確認しましょう。
補助金は予算がなくなり次第終了。今すぐ相談して安心の住まいを実現しましょう。

